【2009.04.19 Sunday】
都市は海へ−2016Tokyo
今日は東京ビックサイトへ。仕事の都合で年に数回訪れるが、今回はOIOIやPoloの優待会には目もくれずに「再会」を目指した。
2016年オリンピック・パラリンピック東京招致に向け、04/16〜/19にIOC評価委員会による視察が実施された。04/17の現地視察では、ハイブリッドバスで移動しながら、更地のメインスタジアム建設予定地ではゴーグル型の映像装置でCG画像による完成予想イメージ映像を見せ、東京ビックサイトでは巨大な都市立体模型を使いコンパクトな五輪開催計画を説明するなど、「秘密兵器」を繰り出した−と報道された。一部で都市立体模型に5億円が使われた!なんてな話が出ているが、以前に見たことがある、という人もいるのではないか…「あ、あれだ」と。
2016年オリンピック・パラリンピック東京招致に向け、04/16〜/19にIOC評価委員会による視察が実施された。04/17の現地視察では、ハイブリッドバスで移動しながら、更地のメインスタジアム建設予定地ではゴーグル型の映像装置でCG画像による完成予想イメージ映像を見せ、東京ビックサイトでは巨大な都市立体模型を使いコンパクトな五輪開催計画を説明するなど、「秘密兵器」を繰り出した−と報道された。一部で都市立体模型に5億円が使われた!なんてな話が出ているが、以前に見たことがある、という人もいるのではないか…「あ、あれだ」と。
2016年オリンピック・パラリンピック招致活動に協力 東京の魅力伝える"巨大都市模型"を提供〜東京都がIOC視察団へのプレゼンテーションに活用〜
http://www.mori.co.jp/company/press/release/2009/04/20090417093911001241.html
この模型は森ビルが提供しているものだが、今回のために作られたわけではない。2003年の六本木ヒルズグランドオープン時に開催された「世界都市展―都市は空へ―」他で既に展示されていたものを活用したものと推察される。
調べてみると断続的に公開されていたようだが、一般公開は約3年半振りと思われる。
2003/04/25〜09/21 世界都市展―都市は空へ― 8×10(7.7×10.2)
2004/01/20〜03/28 パワー・オブ・シティ展
2004/05/09〜09/26 フォーラムバルセロナ2004 シティーズ・コーナーズ展(スペイン)
2005/02/05〜07/10 都市の模型展―東京を視る―
2005/07/23〜11/23 都市の模型展―東京を視る―
2009/04/17〜04/30 東京ビックサイト展示 17.0×15.3
当方も最初の公開時に実見したが、以前は山手線内側エリアをほぼカバーしていたが、今回はオリンピックメイン会場となる臨海副都心地域に拡大されている。リリースには04/30まで一般公開とあり、これは行かなくてはとなったのだった。
で、場所的にはなかなか良いところでやっていたものの、意外にもごった返している感はなし。むしろ警備スタッフが目を光らせており、制限エリア内に入るのは御法度として、ペットボトル片手のギャラリーにもすかさず声をかけるなど、結構ピリピリムード…ま、静かに見る分なら干渉はされないので、かなりじっくりと見つつ、撮影することができた。
以前の公開時はスペース的にというところもあったと思われるが、一部エリア上部にアクリル板で「真上に立てる」演出がなされていたが、エリア増設に伴い長方形が2つ重なる形態になったのを使って、“切り欠け部”を活用して台が設けられており、一段上からも見ることが可能となっていた。何よりも以前は密閉空間の展示、スポット的にライトを活用して高低を強調する演出がなされていたが、今回は天井も高く、外光もたっぷり入ってくることから改めてスケール感が強くなっている…ま、写真に撮ると微妙に映り込みが発生してしまうのだが。
増設エリアでなんといっても印象的なのは臨海副都心の緑の多さ。メインスタジアム周辺の緑に加え、中央防波堤エリアは「海の森」構想により真緑になっている。架設工事が始まっている東京港臨海大橋は何故か一部壊れていて可動橋チックになってしまっているのが御愛嬌?東京湾には写真に写りこんだ船舶に加え、所々に小さな三角形の立体がポツポツ加えられているのは、ヨット好きの都知事に配慮したもの?
一方、江東区・墨田区・江戸川区エリアは両国国技館や吾妻橋のウ○コビル、そして東京スカイツリーを除くと立体化が省略されているのは残念!個人的にはせめて東西線荒川橋梁や清砂大橋が立体化されていたのが無聊の慰めだった。スカイツリーは端部にあることもそうだが、ギャラリーの注目をかなり集めていた。
既存エリアもじっくり見たが、2004年竣工の実家マンションがまだ反映されていないのを確認したことから「今回だけで5億円は掛かっていない」と認識。ただし、秋葉原や東京駅周辺などについてはかなり手が入れられていると感じた…が、ちょうど前回は東京駅周辺がアクリル上から眺めおろせたのに対し、今回は遠目になってしまったのがちと残念。
なによりも凄いのは、今回は「無料」ということだろう。六本木ヒルズ公開時は東京シティビュー入館料込みでも最低1500円以上は取られていたのが、タダでいくらでも見られるのである。04/30まで公開されているので、機会があれば是非!
http://www.mori.co.jp/company/press/release/2009/04/20090417093911001241.html
この模型は森ビルが提供しているものだが、今回のために作られたわけではない。2003年の六本木ヒルズグランドオープン時に開催された「世界都市展―都市は空へ―」他で既に展示されていたものを活用したものと推察される。
調べてみると断続的に公開されていたようだが、一般公開は約3年半振りと思われる。
2003/04/25〜09/21 世界都市展―都市は空へ― 8×10(7.7×10.2)
2004/01/20〜03/28 パワー・オブ・シティ展
2004/05/09〜09/26 フォーラムバルセロナ2004 シティーズ・コーナーズ展(スペイン)
2005/02/05〜07/10 都市の模型展―東京を視る―
2005/07/23〜11/23 都市の模型展―東京を視る―
2009/04/17〜04/30 東京ビックサイト展示 17.0×15.3
当方も最初の公開時に実見したが、以前は山手線内側エリアをほぼカバーしていたが、今回はオリンピックメイン会場となる臨海副都心地域に拡大されている。リリースには04/30まで一般公開とあり、これは行かなくてはとなったのだった。
で、場所的にはなかなか良いところでやっていたものの、意外にもごった返している感はなし。むしろ警備スタッフが目を光らせており、制限エリア内に入るのは御法度として、ペットボトル片手のギャラリーにもすかさず声をかけるなど、結構ピリピリムード…ま、静かに見る分なら干渉はされないので、かなりじっくりと見つつ、撮影することができた。
以前の公開時はスペース的にというところもあったと思われるが、一部エリア上部にアクリル板で「真上に立てる」演出がなされていたが、エリア増設に伴い長方形が2つ重なる形態になったのを使って、“切り欠け部”を活用して台が設けられており、一段上からも見ることが可能となっていた。何よりも以前は密閉空間の展示、スポット的にライトを活用して高低を強調する演出がなされていたが、今回は天井も高く、外光もたっぷり入ってくることから改めてスケール感が強くなっている…ま、写真に撮ると微妙に映り込みが発生してしまうのだが。
増設エリアでなんといっても印象的なのは臨海副都心の緑の多さ。メインスタジアム周辺の緑に加え、中央防波堤エリアは「海の森」構想により真緑になっている。架設工事が始まっている東京港臨海大橋は何故か一部壊れていて可動橋チックになってしまっているのが御愛嬌?東京湾には写真に写りこんだ船舶に加え、所々に小さな三角形の立体がポツポツ加えられているのは、ヨット好きの都知事に配慮したもの?
一方、江東区・墨田区・江戸川区エリアは両国国技館や吾妻橋のウ○コビル、そして東京スカイツリーを除くと立体化が省略されているのは残念!個人的にはせめて東西線荒川橋梁や清砂大橋が立体化されていたのが無聊の慰めだった。スカイツリーは端部にあることもそうだが、ギャラリーの注目をかなり集めていた。
既存エリアもじっくり見たが、2004年竣工の実家マンションがまだ反映されていないのを確認したことから「今回だけで5億円は掛かっていない」と認識。ただし、秋葉原や東京駅周辺などについてはかなり手が入れられていると感じた…が、ちょうど前回は東京駅周辺がアクリル上から眺めおろせたのに対し、今回は遠目になってしまったのがちと残念。
なによりも凄いのは、今回は「無料」ということだろう。六本木ヒルズ公開時は東京シティビュー入館料込みでも最低1500円以上は取られていたのが、タダでいくらでも見られるのである。04/30まで公開されているので、機会があれば是非!