【2010.07.19 Monday】
Speed&Charge to NARITA
07/17、いよいよ成田スカイアクセス開業。3連休ということもあり、まぁ混むだろうなということと本業が入っていることもあり、試乗はしばらく先にしようかと思っていた。
しかし梅雨明け十日の言葉通り連日好天、であるならばと自身の休みである月曜に、思い立ったように出かけることに…本業でまさしく梅雨疲れしており、精神的にもスカッとしたかったというのが衝動的出撃の要因なのだが。
定刻ならLH710便が07:30着(→LH711便09:35発)、SQ638便が07:50着(→SQ637便11:30発)ということで、自ずと早朝出発に。結局、泉岳寺から始発のアクセス特急(成田空港06:54着)に乗ることとしたが、朝イチに運航状況を調べるとLH710便が08:00着に変更となっており、1本遅らせてもいいかな…などと思いながらも、なにせ衝動的行動、最低限の下調べしかしていなかったので、次列車を調べずまずは出かけることとしたのだった。
しかし梅雨明け十日の言葉通り連日好天、であるならばと自身の休みである月曜に、思い立ったように出かけることに…本業でまさしく梅雨疲れしており、精神的にもスカッとしたかったというのが衝動的出撃の要因なのだが。
泉岳寺(都営浅草線・京成押上線・京成成田スカイアクセス)成田湯川(同左)空港第2ビル…成田空港2TB(ターミナル間連絡バス)成田空港1TB(同左)2TB(同左)1TB…成田空港(スカイライナー16)京成上野(京成本線)日暮里(同左)高砂(同左・押上線・都営浅草線)泉岳寺スカイアクセス試乗がメインではあるが、どちらかといえばA380ウォッチありきでの衝動でもある。06/12からルフトハンザがフランクフルト線に就航、08/01までは月水土発着となっており、コレも念頭に試乗を先に考えていたのだが、どうせ撮るならハレの日がということで。
【完乗】京成電鉄(成田空港線)
定刻ならLH710便が07:30着(→LH711便09:35発)、SQ638便が07:50着(→SQ637便11:30発)ということで、自ずと早朝出発に。結局、泉岳寺から始発のアクセス特急(成田空港06:54着)に乗ることとしたが、朝イチに運航状況を調べるとLH710便が08:00着に変更となっており、1本遅らせてもいいかな…などと思いながらも、なにせ衝動的行動、最低限の下調べしかしていなかったので、次列車を調べずまずは出かけることとしたのだった。
泉岳寺駅に現れたのは京急600形、しかもファーストナンバー。「アクセス特急」はオレンジ基調だ。最後尾のかぶりつき席に座ってしばしまどろむ。都営線内の動きはさすがに鈍いながら、貫通路越しにスーツケースものぞいており、早速指名買いもある様子。押上から地上に出ればスカイツリーを見上げるがなかなかの迫力。軽やかに押上線内を駆け抜けて、高砂からいよいよスカイアクセス…といっても印旛日本医大までは北総線だが、この時間でのこの向きの通過運転はやはり新鮮だ。車内は空席が目立つものの東松戸・新鎌ヶ谷でもスーツケース組の乗車が少なくない。
印旛日本医大からいよいよ新線区間。アクセス特急は最高120km/h、印旛沼を横目にフルスロットルで駆け抜ける。ちなみに北側には北千葉道路が整備中で、完成後には結構眺望が阻害されるかも? 北総区間で感じた揺動は新線区間ではさすがに減ってはいるが、それでもなかなかの高速感だ…と、ブレーキがかかってゆったりとしたスピードでしばし流して成田湯川に到着となった。
向かいにはいよいよ実力発揮となる京成3050形が停車中。こちらが出発する時点でも停まっており運転士も外に出ているところからして、こんな時間にスカイライナーあったっけ…と、これまた衝動的に下車することに。当初はA380着陸を見てから湯川まで来ようかと思っていたのだが、LH便が遅れていることもあり1本落としても間に合うのでは?と安易に考えていたのだ。
600形を見送ってしばし、結局SL通過などなく3050形も発車。ただし5分ほど停車しており臨時スジはある様子だ。さて、次の列車は−というと07:33発! あちゃーやってもうた。ま、じっくり駅を見られるということでよしとしておく。それにしても駅時刻表を見ても時間2本で、都心方面始発こそ5時台だが都心からの最終は22:33着と早仕舞い。成田湯川止めがないためということもあるのだろうが、設備の立派さにしてはあまりに質素。そりゃJRも駅設置を見送るわなという感じだろうが、東松戸よりも先行きは厳しそう?
駅前もロータリーこそあれど「何もない」。千葉交通の操車場があるものの砂利整備と最低限のレベル、しかし朝とあって意外とバスの発着が多い。初日にはお祭りも開かれたそうだが、3日目とあってか至って静かながら、ちらほらと散歩がてらに立ち寄った感じで地元の方が来られていた。
まだ時間があるので改札に置かれていた業務用時刻表をチラ見すると、まもなくSL1号が通過、しかもその戻り回送とSL3号通過も実見可能とこれは拾い物。なかなか速いよとされていたSL通過だったが、なんとか押さえられた、かな?
ようやくやってきた次列車も京急600形、車内は先列車よりも混んでおり、スーツケースがゴロゴロしている。ロングシート化され「ツイングル」も昔語りになったが、車端部ボックスに身を預ければ、大谷津球場を見やってJR成田線を跨ぐと土屋、JR線が合流して2線併走となるがここでの併走も少なくない様子。双方信号場を経てトンネル区間に入れば空港第2ビル到着。京成は1面2線化されており、かつホーム中央部で京成本線とスカイアクセスの停車が分離されている。
ところで、成田湯川で衝動的に降りたためにちょっとしたトラブルが発生し、この空港第2ビルで下車することに。後追いの列車もなく、ターミナル内連絡バスで1TBに移動し展望デッキに上がったが、結局タッチの差で2便ともに到着済み。南ウイングの奥のほうに大きな尾翼を2つ確認したのだった。
その後空港内をイロイロと見学しながら時間を潰し、09:45発のLH711便と11:20発のSQ638便の離陸をチェック…といっても、1TB展望デッキでは飛び立つ瞬間は実見できず、次回以降の宿題に。
さて、帰路はモチロンSL乗車。12:39発の16号に乗車することとしたが、丁度20分前にシティライナー86号が出発するが、これの上野到着は16号の10分後ということで、早くも時短効果を印象付けられる。先にSL27号が到着しこちらは回送戻り、その後SL16号が入線とせわしない。この間両先頭部では親子連れを中心にプチ撮影会の様相。とはいえ、全体的にはホームの暗さもあってかまったりとしたムード。
いよいよ乗車、座席中央の脚部にコンセントが設置されているが、短時間でどれだけ使われるか…とはいえ今後の優等列車のスタンダードとなるアイテムだろう。見た目的にはかなり薄いのだが、ホールド感も固めながらしっかりしており短時間利用にはいい感じ。なによりピッチの広さはAE100より10cm拡大という印象以上のものを感じる。
空港第2ビルを過ぎ車内は6割ほどの乗り、指定座席は窓枠があるので席を移動し視界いっぱいに車窓を楽しむ。新根古屋信号場では側線を経由し3050形と離合、その後JR併走区間からアクセス特急とはまさに異次元の走りを実感! 土屋を過ぎても単線区間が続き、成田湯川手前で複線となったが、38番分岐器をおそらく最高速度で通過したものと。先程アクセス特急では駆け抜けたとした印旛沼エリアはまさに飛ぶ感じ。160km/h走行こそほくほく線で体感しているが、やはり標準軌ということか安定感を感じた。ただしその分印旛日本医大以西の走りに物足りなさも感じたり…“36分”を前面に出すのであれば、せめて千葉NT掘割区間だけでももう少し手を入れたり、同区間内の各駅ホーム幅の余裕からして“熱海方式”でのホームドアなどによる安全性確保によって更に数分の短縮に努めてほしいなとも思ったり。無論費用対効果の部分ではあるが、その恩恵は“成田SKYGATEシティ”にも及ぶと思うのだが。そんなこんなで北総区間を駆け抜け、京成本線区間はまぁマッタリとした走り。日暮里で半数以上が降りたものの、上野まで乗る人も意外と多かった。
上野でも先頭部はプチ撮影会。その後先程成田空港で見送ったAE100シティライナーが隣に入線し、新旧ライナーが並んだ。改札付近をひとまわりして普通列車で先行し日暮里でSLを待ちうけ。その後特急で高砂まで進んで今度は両ライナーをチェック。金町線高架ホームも眺めたが時間の都合でこの日はコレにて打ち止めと相成った。
沿線では猛暑の中あちこちでカメラを向ける御同輩多数。確かに都会や田園風景、新線区間を駆け抜けるスカイライナーは画になりそうだ…もうちょい涼しくなってからでもじっくりと見てみようか。
印旛日本医大からいよいよ新線区間。アクセス特急は最高120km/h、印旛沼を横目にフルスロットルで駆け抜ける。ちなみに北側には北千葉道路が整備中で、完成後には結構眺望が阻害されるかも? 北総区間で感じた揺動は新線区間ではさすがに減ってはいるが、それでもなかなかの高速感だ…と、ブレーキがかかってゆったりとしたスピードでしばし流して成田湯川に到着となった。
向かいにはいよいよ実力発揮となる京成3050形が停車中。こちらが出発する時点でも停まっており運転士も外に出ているところからして、こんな時間にスカイライナーあったっけ…と、これまた衝動的に下車することに。当初はA380着陸を見てから湯川まで来ようかと思っていたのだが、LH便が遅れていることもあり1本落としても間に合うのでは?と安易に考えていたのだ。
600形を見送ってしばし、結局SL通過などなく3050形も発車。ただし5分ほど停車しており臨時スジはある様子だ。さて、次の列車は−というと07:33発! あちゃーやってもうた。ま、じっくり駅を見られるということでよしとしておく。それにしても駅時刻表を見ても時間2本で、都心方面始発こそ5時台だが都心からの最終は22:33着と早仕舞い。成田湯川止めがないためということもあるのだろうが、設備の立派さにしてはあまりに質素。そりゃJRも駅設置を見送るわなという感じだろうが、東松戸よりも先行きは厳しそう?
駅前もロータリーこそあれど「何もない」。千葉交通の操車場があるものの砂利整備と最低限のレベル、しかし朝とあって意外とバスの発着が多い。初日にはお祭りも開かれたそうだが、3日目とあってか至って静かながら、ちらほらと散歩がてらに立ち寄った感じで地元の方が来られていた。
まだ時間があるので改札に置かれていた業務用時刻表をチラ見すると、まもなくSL1号が通過、しかもその戻り回送とSL3号通過も実見可能とこれは拾い物。なかなか速いよとされていたSL通過だったが、なんとか押さえられた、かな?
ようやくやってきた次列車も京急600形、車内は先列車よりも混んでおり、スーツケースがゴロゴロしている。ロングシート化され「ツイングル」も昔語りになったが、車端部ボックスに身を預ければ、大谷津球場を見やってJR成田線を跨ぐと土屋、JR線が合流して2線併走となるがここでの併走も少なくない様子。双方信号場を経てトンネル区間に入れば空港第2ビル到着。京成は1面2線化されており、かつホーム中央部で京成本線とスカイアクセスの停車が分離されている。
ところで、成田湯川で衝動的に降りたためにちょっとしたトラブルが発生し、この空港第2ビルで下車することに。後追いの列車もなく、ターミナル内連絡バスで1TBに移動し展望デッキに上がったが、結局タッチの差で2便ともに到着済み。南ウイングの奥のほうに大きな尾翼を2つ確認したのだった。
その後空港内をイロイロと見学しながら時間を潰し、09:45発のLH711便と11:20発のSQ638便の離陸をチェック…といっても、1TB展望デッキでは飛び立つ瞬間は実見できず、次回以降の宿題に。
さて、帰路はモチロンSL乗車。12:39発の16号に乗車することとしたが、丁度20分前にシティライナー86号が出発するが、これの上野到着は16号の10分後ということで、早くも時短効果を印象付けられる。先にSL27号が到着しこちらは回送戻り、その後SL16号が入線とせわしない。この間両先頭部では親子連れを中心にプチ撮影会の様相。とはいえ、全体的にはホームの暗さもあってかまったりとしたムード。
いよいよ乗車、座席中央の脚部にコンセントが設置されているが、短時間でどれだけ使われるか…とはいえ今後の優等列車のスタンダードとなるアイテムだろう。見た目的にはかなり薄いのだが、ホールド感も固めながらしっかりしており短時間利用にはいい感じ。なによりピッチの広さはAE100より10cm拡大という印象以上のものを感じる。
空港第2ビルを過ぎ車内は6割ほどの乗り、指定座席は窓枠があるので席を移動し視界いっぱいに車窓を楽しむ。新根古屋信号場では側線を経由し3050形と離合、その後JR併走区間からアクセス特急とはまさに異次元の走りを実感! 土屋を過ぎても単線区間が続き、成田湯川手前で複線となったが、38番分岐器をおそらく最高速度で通過したものと。先程アクセス特急では駆け抜けたとした印旛沼エリアはまさに飛ぶ感じ。160km/h走行こそほくほく線で体感しているが、やはり標準軌ということか安定感を感じた。ただしその分印旛日本医大以西の走りに物足りなさも感じたり…“36分”を前面に出すのであれば、せめて千葉NT掘割区間だけでももう少し手を入れたり、同区間内の各駅ホーム幅の余裕からして“熱海方式”でのホームドアなどによる安全性確保によって更に数分の短縮に努めてほしいなとも思ったり。無論費用対効果の部分ではあるが、その恩恵は“成田SKYGATEシティ”にも及ぶと思うのだが。そんなこんなで北総区間を駆け抜け、京成本線区間はまぁマッタリとした走り。日暮里で半数以上が降りたものの、上野まで乗る人も意外と多かった。
上野でも先頭部はプチ撮影会。その後先程成田空港で見送ったAE100シティライナーが隣に入線し、新旧ライナーが並んだ。改札付近をひとまわりして普通列車で先行し日暮里でSLを待ちうけ。その後特急で高砂まで進んで今度は両ライナーをチェック。金町線高架ホームも眺めたが時間の都合でこの日はコレにて打ち止めと相成った。
沿線では猛暑の中あちこちでカメラを向ける御同輩多数。確かに都会や田園風景、新線区間を駆け抜けるスカイライナーは画になりそうだ…もうちょい涼しくなってからでもじっくりと見てみようか。