【2011.01.20 Thursday】
[Opinion]やはり「終わりの始まり」となるのか−ANA“新千歳空港ネットワーク”の幻影
“鶴丸復活”が話題となった前日の2011/01/18、ANAは2011年度グループ航空輸送事業計画を発表しました。2010年度の発表では『2010年度第3四半期(10月〜12月)の受領に向けて着々と準備が進んでいます』と記載されていた“待望”のB787は、折りしも同日にボーイングから納入延期が正式発表されるに至り、『2011年度早期の運航開始に向けて準備を進めています』とトーンダウン。それでも、成田〜成都線開設など中国・アジア路線の強化、UA&COとの太平洋間ネットワークJV開始等と羽田再国際化に続く転換期にある国際線事業に加え、九州新幹線全通やJALの路線縮小動向に即応したピンポイント増便等の国内線事業ともども、『需給適合をすすめ、収益性のさらなる向上を図る』との戦略的な文言が並んでいます。
ANA−2011年度ANAグループ航空輸送事業計画を策定
−その中で気になったのはこの一文。
ANA−2011年度ANAグループ航空輸送事業計画を策定
−その中で気になったのはこの一文。
『また、北海道内ネットワークについては、2010年7月より千歳発着に集約(ハブ化)し、道外との乗り継ぎ需要の増加が図られていますが、その後の需給環境や季節波動等を踏まえ、2011年6月より便数・機材・ダイヤ・運航時期の最適化を行い、利用率の向上と乗継利便性の向上を図ります。』
NKA時代から30年以上に渡り歴史を築いてきた丘珠空港を2010/06限りで離れ、「新千歳ネットワーク」と大々的に銘打ってから半年余り。手堅いとはいえ…
●続きは 【検証:近未来交通地図】電子掲示板 で!
NKA時代から30年以上に渡り歴史を築いてきた丘珠空港を2010/06限りで離れ、「新千歳ネットワーク」と大々的に銘打ってから半年余り。手堅いとはいえ…
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