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【検証:】管理者彷徨録&ときたまなぐりがき

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【検証:近未来交通地図】管理者である551planningの、“取材”と称して日本全国をふらふらしている態を記録するとともに、ときたま書き散らしもやらかすことにしました。

【2014.09.06 Saturday】

KQ缶詰体験記。


09/06(土)、札幌が暑かった上に帰路フライトがギッシリ満席で身体のジトっと感は増したけれど、温泉に浸かって旨いもんをたらふく頂き心の満腹感を残して降り立った羽田空港。連れとの場合は青物横丁or品川からタクシーで、というのが最近の定番、迷うことなく京急駅に向かい、22:28発青砥行エア急に乗り込んだのだが…文字通り暗転したのは、京急蒲田を出て速度を上げはじめた瞬間だった。
その前に、羽田到着時には全く降っていなかったものの、「横浜で大雨」とのツイートを見てアメッシュを確認すると…おお、ピンポイントやんけ、ギリギリ羽田が外れてるわ、降りれてよかったな、と。で、エア急に乗り天空橋から穴守稲荷に出ると、駅前の商店には買物客もいて雨は降っていなかったものの強めの稲光と遠くの雷鳴を確認。その旨ツイートすると、「糀谷で大雨」とのリプライがあり、大鳥居から再度地上に出た瞬間に窓が強雨に洗われた。ちなみにその時点では、20:48には蕨駅で京浜東北線が、加えてに22:29は小田原駅で東海道線が人身事故となっていて、湘南方面大変やな、KQは動いてるけど…もしかしてサンライズ瀬戸琴平延長は初日に続いて明朝もダメか?(案の定ダメでした)−と未だ暢気に構えていたのだった。

22:40に京急蒲田定刻発…稲光は続いていたが、特段大きな雷鳴は聞こえなかった。先ず照明が非常灯となり、すかさず車掌が『電圧降下が発生しました』と一報、列車は惰性で走り続け、大森町駅もそれなりな速度で通過したが、じきに駅間でピタリ停車してしまった。落雷で平和島〜京急鶴見間が停電に、この列車は大森町〜平和島間に停車中…と、車掌氏からの細かい情報伝達で車内は最後まで落ち着いていた。品川方から5両目に乗っていたが、着席定員に立客も10人強、他車も似たような感じでざっと500人以上といったところだったろうか。
抑止から10分して『復旧には暫く掛かる見込み』との情報にも大きくざわつくことはなかったが、この頃には車内が蒸してきた。公式運行情報発表は更に5分強を要したか、「神奈川新町駅以北の上下線の運転を見合わせ」とあった。屋根に叩きつけていた雨音もだいぶ収まったかと思いきや遠くにサイレンの音が聞こえ、若干不安に思えたり。伝えるべきことがはや乏しくなってきた車掌氏、『現在も原因調査中、究明次第対応予定。この車両の窓は手で開けられます。なおJR線ほかへの振替輸送依頼中』と気持ちは痛いほど伝わるが振替云々を告げられてもねぇ。
と、抑止から30分弱を経て川崎〜鶴見間再開の一報が、車内にもなんとかなるか、という空気感が生まれた。グループで乗車している人はこの先のルート詮索も。「東海道(線も人身事故で)死んでるって」等々、ドコから引っ張ってきているのだろう。ツイッターはこの時点では自らのツイート優先でチラチラしか見られなかったが、後から見返すと同じ列車内からの発信も多かったなと。

しかし23:15過ぎ、抑止直後から頭の片隅にあったとはいえ、まさかの宣言が車掌氏から告げられる−『復旧の見込みが無いため、今後お客様には平和島駅で徒歩移動して頂くこととなります』ガキの頃にとある地方で、スタンド・バイ・ミー的なコトをしたことがないわけではなかったものの、まさかの降車徒歩避難を体験することになろうとは!さすがの車内もこれにはざわついた。幾度と無く通った道筋ながら、こう暗いとどの辺りかが判らず、無情にも収まりつつあった雨脚がこの頃から再び強まってきたり…とはいえ先行する特急からの乗客が先に降車中、同じ情報が時折繰り返され、実際の降車という展開には至らず。その後『この列車から平和島駅までは30m程です』とも伝えられ、ホッとするやら、じゃぁ先行の特急はドコで止まっているの?と考えさせられるやら。
その後膠着状態となり、抑止から1時間経過。車内も諦観な空気に…と、車掌氏が車内を爆走!意外と小柄なその姿に、若い女性グループから「カワイイ♪」なんて声も飛んだり。これに釣られて車内を移動する人々が増えてきて、当方もその流れに思わず乗ってしまった。車内から首を出してみると、なるほど平和島駅は眼前だなと。
『大変お待たせ致しました、これから順次降りて駅へ移動して頂きます』と伝えられたのは日付が変わるかというギリギリであった。

都合5両の移動に20分以上、途中の車両では未だ座る人もいて、ロングシートに伸びて眠り込む子供も。どうにかこうにか先頭車に辿り着くと、運転席横の前面非常扉ではなく、側面山側ドアが開けられ、線路上に降りた車掌氏がズブ濡れになりながら、大荷物を持ち滑りやすい階段に注意を促しつつ、1人1人にお詫びを含め声掛けしながらサポートしていた。
駅まで30mは正確、先頭車はポイントを少し通過したところで止まっており、環七上の鉄橋部(といっても砂利道)を少し歩けば駅ホームに到着。ホームへの階段部では運転手氏がやはりズブ濡れになりながらサポートしていた。時刻は00:20過ぎ、実に脱出までに80分を要したことになる。
平和島駅ホームには下り線に1本停まっていたが非常灯も消えた状態、列車接近チャイムが鳴り続けていた上り線ホームにはなお滞留する人もいたが、さすがに運転再開には相当の時間が掛かるものと…階段を降りると、そう広くない改札前には振替輸送対応を待つ行列が階段踊場まで続いていた。よく見れば警察官も出動しており、「振替はどうなってるんだ!」と激昂する男性も。こちらは振替に用が無いため脇をすり抜け改札を出る。その先にもR15方面にタクシー待ちと思しき行列が伸びていたので、迷うことなく環七方面に移動、と、労なくタクシーを掴まえることが出来たのだった。


ツイートを追ってみると、少なくとも数本が駅間抑止となり、空港トンネル内を歩かされた人もいた様子。あの辺りは通信環境未整備のところもあるだろうし、その意味で地上区間かつ駅近のこちらは不幸中の幸いだったのかもしれない。平和島駅の混乱は1時前まで続き、結局バス代行&後日タクシー代精算等で折り合った?とか。終日運休との情報もJR系からで一時流れ、01:30前にようやく一報を伝えたNHK速報では「代わりの交通手段を用意するかどうかなど検討」ともされていたが、02:20に運転再開!とな。7日始発から平常運転とはなによりで。
ともあれ約8000人の皆様、そして各種対応にあたられた職員関係者各位、お疲れ様でございました。

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